国家の品格 藤原正彦
2006-08-28 Mon 15:37
「国家の品格」新潮新書 藤原 正彦 (フジワラ マサヒコ)著

国家の品格

ストーリー
日本は世界で唯一の「情緒と形の文明」である。いま日本に必要なのは、論理よりも情緒、英語よりも国語、民主主義よりも武士精神であり、こうした視点に立って国家を建て直すことが、「国家の品格」を取り戻すことだ。すべての日本人に誇りと自信を与える画期的日本論。


心に残った一節

そうした「論理的に正しいもの」がゴロゴロある中から、どれを選ぶか。その人その人の総合判断力です。それはいかに適切に出発点を選択できるか、が勝負です。別の言い方をすれば、「情緒力」なのです。

感想
著者も自覚している通り、やや偏った味方の内容ではあるが、著者の主張が明確で視点としては面白かった。著者は、数学者ながら、他の学問視点からも物事を見ようとしているので、知識を広げる意味でも役立った。
「心に残った一節」で拾ったが、著者の言うとおり今の世の中では論理的で数字で分かりやすいものが重視されがちで、肝心な中身が疎かにされている面があると思う。モラトリアムやニートが社会問題となっている今、自分なりの正しい出発点の選択のために、特に教育の場面において情緒力に配慮する姿勢は必要であると感じた。
スポンサーサイト
別窓 | 本から受けた影響 | コメント:0 | トラックバック:0 |
<<改めまして。ようこそ | さんま丁目クリエイティブ研究所 | 生きた証の広告>>
この記事のコメント
コメントの投稿
 

管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック
| さんま丁目クリエイティブ研究所 |