ノリのいい広告2
2008-08-24 Sun 22:24
キャッチコピーを書くときに、
コピーライターがついつい陥ってしまいがちな悪いクセ。

それは、
「なんかイイコト言わなきゃ」という感覚。

結果、コピーライターっぽいコピーに落ち着いて
人の気持ちに届かなかったり、
ってパターンにはまらないようにしないと。

先日「冷やし温水。」の例を紹介しましたが、
今回も、ノリがいいコピーを紹介します。

肩に力が入りすぎず、売りに走りすぎず、
サラッと面白いこと言えるってのが、
今の時代にウケるコピーなのかな、なんて思います。

あくまでも自論です。

そんなわけで、紹介します。
ソフトバンクのミラーケイタイの中吊り広告。

キャッチコピーは、

キラキラ好きの人って、
やっぱりいるじゃないですか。


この力の抜けた言い方が好き。
偉そうな口調で言うより、現実味があって、
インサイトに近いんじゃないかな、と思います。


おなじ切り口のコピーでも
言い方を間違えると、
ぜんぜん共感できないコピーになるかも。

CMを主軸とする大型キャンペーンですが、
中づりがCMのぶら下がりになりすぎてないとこも、いいと思いました。

20080823051543.jpg


「ノリのいい広告」ってタイトルで二回連載してきたけど、

要は
「ノリのいい広告」って私の中で
「今っぽい広告」「消費者のインサイトに近い広告」って気がしている。


さいきん私自身、
先輩のコピーライターに
「もっと生の言葉を書かないと!」って注意を受けたのですが、
これってノリが足りないってことだったんじゃないかな、って思う。


そんなことを考えたたら、
今月号の「広告批評」の国井美果さんのインタビューで
まさに同様のことが書いてありました。

記憶する意味も含めて
ちょっと長くなりますが、転記します。

(前略)

そのときに学んだことは、
机の上でいかにもコピーライターが考えたようなコピーはまずダメ。

その商品やサービスなりの本質をついていて、
なおかつそれがチャーミングにアウトプットされていることが
大事なんです。

その頃は、頭の中で単なる言葉としてしかコピーを考えていなかったんですよね。

でも、コピーが入ったときに
全体がどう作用するのか、人の気持ちの”スイッチ”をどう入れるか。

そういうことが一番大事だってことにやっと気づいたんです。

そういう人の気持ちの動かし方を勉強した気がします。


(後略)


コピー講座で小西さんから習ったこととも通じるなぁ、と思います。

さいきんレトリックを交えつつ商品特徴を面白く書くということは
出来るようになってきたんですが、

「レトリック依存型コピー」。

これが一番ダメな例ですもんね。

知らず知らずのうちに陥らないように、気をつけねばと反省。


本来広告になんて興味のない消費者にとって
レトリックなんて知ったこっちゃない。


要は、0.3秒の勝負で自分ごとかしてもらえるか、
ってことに尽きるのだと思います。


このことを常に頭において
「生のコトバ」を探求していこうと思いました。


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この記事のコメント
このコピー、照井晶博さんみたいです。

うまい人のコピーはやっぱり目立つんだなー
2008-12-09 Tue 15:36 | URL | ちゃーこ #-[ 内容変更]
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